コーヒーを淹れる色々な方法③なんか見たことあるコーヒープレス

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前回の「コーヒーを入れる方法②」の続きです。

 

今回は「コーヒープレス」について

「コーヒープレス」

 

決めた湯温、決めた湯量、の中に決めた時間コーヒー豆を泳がせて、

豆の中の成分を湯に溶け出させてコーヒーにします。

プレス?圧力(プレッシャー)かけてるじゃないか!

とおもうかもしれませんが、実は、圧力はかけていません

コーヒー豆をフィルターで「押しのける」ことをプレスと呼んでるだけなんですね。

こんな風に。

大切なポイントとして、豆のもつ香りと旨みを、コーヒーの持つ油分に残すことができます。

(ドリップでもペーパーフィルタ使わないものならは残せます)

え!コーヒーの油?!

コーヒーから油が出ているなんて信じられない?

いえいえ、実は、結構出てるんです。

油があるとコクのあるコーヒーや、深入りのコーヒーは甘い後味を感じられて数倍おいしい気がします。

いろんな本を読めば、コーヒーの油分には旨味があるといっている人もいます。

ホントでしょう。

でも、私はそんなことよりも、油には、甘みを感じやすくする効果があると思います。

そして、一番大切な役割として、コーヒーの持つ香りが溶け出すのは油中が多いと思います。

アロマセラピーにつかう液体は精油(アロマオイル)ですし、花や果実の香りを閉じ込めてぎゅーっと出した結果がアレなわけです。

だから、香りも出やすく、若干まろやかに、あまーーーくコクを感じられる特徴があるというわけです。

あと、コーヒープレスについて、すごーく大事なこと。

コーヒープレスは上で(下手な)絵で説明したように、手順はとってもわかりやすい!

技量がいらないんです。

だから、安定した風味でコーヒーを作り続けられます。

風味も豊かに出やすいです。

淹れる人の技量に頼らずに美味しく淹れられるのは、かなりのメリットです。

ただし。裏を返せば風味が出やすいことはもろ刃の剣。

美味しくない豆をこの淹れ方で飲めば、はっきりとマズイ味が出るのです。

間違いなく美味しいものを最大限に生かすということは、マズイものも最大限に強調してしまうということです…!

美味しい豆かどうか見極めないといけません。

私のお気に入りのコーヒードリッパー↓

ぜひぜひお試しくださいませ~

by コーヒーを淹れる人

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