コーヒーは目を覚ますために飲まれる方も多いですね。
それは、カフェインが多いからと言われることが多いですが
「実は、紅茶の方がカフェインは多いそうです」
という話を聞いたことがある方もいるかとおもいます。
今日はカフェインの話です。
どっちも正解なんですよ
コーヒーと紅茶どっちがカフェインが多いのか
カフェインっていうのは 成分の名前です。
例えば、バナナにはカリウムが多いとか、
ホウレンソウには鉄分が多いとか、
牛乳にはトリプトファンが含まれるとかそういう類のものです。
上の話で、じゃぁコーヒーと紅茶、どっちがカフェインが多いの?
という質問に関しては、
どちらの答えも、場合によっては正解なのです。
↑カフェインの構造式です(理系っぽい)
ちょっと算数の話になりますが
紅茶の葉っぱには 3%のカフェイン
コーヒー豆はアラビカ種で1%、ロブスタ種で2%くらいといわれています。
(種類についてはまた今度)
紅茶はだいたい3~5gくらいで1杯(180cc)
葉の表面を湯を通すだけなのでせいぜい抽出率は50%程度でしょう
コーヒーは8~15gくらいで1杯(180cc)
焙煎して砕いて湯を通すのでほぼ100%抽出されるでしょう
つまり 4g×3/100×0.5=0.06gが紅茶のカフェイン
12g×1/100=0.12g(アラビカ種)
12g×2/100=0.24g(ロブスタ種)がコーヒーのカフェイン
葉の比較では紅茶のカフェインは多くても
飲み物としてはコーヒーのカフェインの方が多いのです。
同じ100mlなら
コーヒーのカフェインは60mg
紅茶は30mg
(東京都食品安全FAQより)
コーヒーの方が紅茶のカフェインの倍!
コーヒー好きの妊婦さんへブログを書いたけど
紅茶の方がより気軽に飲める感じですね
眠い人はカフェインをとると眠気が覚めるなんていいますが
カフェインも摂り過ぎは毒ですのでほどほどにしてくださいね。
ちなみに 私(コーヒー淹れる人)はコーヒーを飲みすぎて
コーヒーを飲んでも眠気は覚めません。
むしろリラックスして眠くなってしまうほうがおおいかも・・・
by コーヒーを淹れる人