焙煎前にハンドピックをするという話(前の記事)の中で
本当なら「豆はどういうものなのか」「豆がどこから来るのか」を知っているべきだという話をしました。
今回は「豆はどゆういうものなのか」について、少し書きます。
豆は、実はコーヒーの木になる木の実・・・の種なのです!!!
木を育てると赤い実がなるそうです。
コーヒーチェリーっていうのですが
これの中にある種子がコーヒー豆です。構造はへたくそな図をご覧ください。
うげぇーーーと思う方もいるかもしれませんが
実は身近なものだとアーモンドなんかも、本当は木の実の種です。
あれも煎って食べますよね!!
コーヒー豆を取り出すためには、コーヒーチェリーから中身の種子を取り出して、取り出した種子を乾燥させる必要があります。
ここにコーヒー豆の精製方法がいくつかあります。
大きく分ければ3つです。
- 洗って取り出して乾燥する場合
- そのまま乾燥させて剥いて取り出す場合
- そのハイブリッドなやり方をする場合
それぞれ、水洗式、乾燥式、半水洗式と呼びます。
細かくみればさらにほかにもいろいろ精製方法はあります。
簡単に言っちゃうと
・水で洗わない方法の方が、洗うよりも風味が残りやすい
(これはもろ刃の剣です。いいところも悪いところも残るということです)
この工程で乾燥させるタイミングでは大抵、天日が使用されます。
つまり、外でぬとぬとした状態のものが腐りそうな温度で放置されてだんだん乾くということです。
ほら、腐りそうでしょう。虫がきそうでしょう。
これが、欠点豆が入ってしまう理由の1つです。虫に食べられたり、腐ったり。
もう1つの理由は次の記事でお話します。
コメント
[…] 豆の作りについては こちら で説明しました。 […]