アイスコーヒーが美味しい季節がやってきました!
暑いからアイスコーヒー、寒いからホットコーヒー。
だいたいはそんな感じ。
でも、風味についてはちょっと違う感じもしています。
暑くても、湿度が低くてからっとしていれば、アイスコーヒーを舌にまとわりつくような柔らかい風味にして飲みたくなるかもしれません
逆に、寒くても湿度が高くてベタッとした感じならば、ホットコーヒーをキリッとした風味、酸味を聞かせてすっきりのみたくなるかもしれません。
暑い日に熱いコーヒーをきりっと飲みたいときもあれば
寒い日にアイスコーヒーを(氷抜きで)まったり飲みたい時もあると思います。
豆の選び方で酸味やコクは決まりますが、その風味のどこを強めに抽出するか、というのは淹れる人がコントロールするし、できるようになるべきです。
これが、前の記事で方程式とよんでいた部分の活躍する場面です。
アイスコーヒーの風味を変えてみよう
例えば、使うお湯の温度を下げると…
キリッとした酸味や渋みが減ります。まろやかになります。
私の経験では、基準温度は90~95度くらいです。
温度は火にかけたお湯の底から小さな泡が出始めたところ
このあたりで止めるといい感じです。
温度が高すぎれば渋くなります。
さて
アイスコーヒーについては、いろんな流儀があるので、私のやり方を話すしかありません。
アイスコーヒーはひと手間かかるけれど、いろいろ楽しめる飲み方です。
どういうことかっていうと、
結局、最後に冷やすので、入れるときの温度や方法に、かかわらず、アイスコーヒーは出来上がるということです。
つまり。キリっとしても作れるし、まったりした感じでも作れてしまいます。
私の普段の淹れ方はこうです。
普段の抽出量の、湯量を2/3にし、残りの1/3を氷に置き換えてコーヒーを入れます。
キリッとしたいときは92度以上、柔らかくしたいときは80度くらいで淹れます。
(ちなみに氷でいれたり、水出ししたりするとまろやかーな風味になります)
蒸らし。
そして抽出中
出来上がりは、氷がほぼ溶けてるくらい
温度にして15℃前後くらいかな
このまま飲んでもいいし、これを冷蔵庫に入れて冷やしてもよい!
これが、私の好きな7月くらいから飲み始めるアイスコーヒー。
お試しあれー!!
by コーヒーを淹れる人